小学生時代

アラ太は一応理系出身です。小学校まではそこそこ数学は好きなほうでした。好きになった理由は小学校4年のときの担任の教師と相性がよく、授業が楽しかったからにほかなりません。 担任は数学についていろんな方面から子供の興味を引く授業をしてくれました。 たとえば黒板直角に線を引いて、 この線と線の開き具合を角度といいます。90度になります。 では直線に点を打ったこれは角度というと思いますか? となぞかけをします。 こういうときアラ太は俄然、張り切って手を挙げたものです。 角度っていうからには角(カド)のない直線は角度無し、が正解だと思います! と発表すると担任教師はうれしそうです。はい、アラ太の意見をみんなはどう思いますか? 担任がいうと予習してきた利口な別の子供が はい!違うと思います!角度は開き具合の度合いを言うのだから直線でもちゃんと角度はあると思います!  教師はさらにうれしそうです。 はい!アラ太の意見に賛成な人、、、、それではエイ太の意見に賛成な人 全体の意見を聞きながら担任が授業を進めて行きます。 この議論はアラ太の間違いでしたが先生は間違ったほうにこそ毎回ほめてくれたものです。 そしてそもそも、予習の習慣がなく、目立ちたがりだったアラ太はよく議論に参加し、最後にほめられる側でした。

ピグマリオン効果というのでしょうか。

ピグマリオン効果ピグマリオンこうか、英: pygmalion effect)とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。 別名、教師期待効果(きょうしきたいこうか)、ローゼンタール効果(ローゼンタールこうか)などとも呼ばれている。

ピグマリオン効果 – Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/ピグマリオン効果

当時のアラ太は勉強もしないのになぜか優等生扱いされていましたし、自分もその気になっていました。一緒に遊ぶ友人たちもどちらかというとお利口な人が多かったかもしれません。

アラ太は小学校4年生の自分がいつも心のなかにいます。 思えばずいぶんと生意気だったと思いますし、自意識過剰でもありました。時には変に正義漢ぶったり、いつも人の和の中心に居ようとするアラ太がいました。 当時はいろんな大人にちやほやされたりした反面、痛烈なしっぺ返しをいきなりされたりもして大人は怖いな、と感じたこともあります。 きっと子供たちが学校から帰って、それぞれ一日の出来事を報告をするなかで大人たちの間でもいろんな感情が湧いたに違いありません。

よくかわいがってもらった当時の恩師に小学校卒業の時に色紙ではなくハンカチにでしたがメッセージを書いてもらいました。 そこには短く 誠実に と書かれてありました。

随分と時間が経ち、当時の自分が想像できないくらい自己主張ができなくなったアラ太がいます。それでも生来の性格なのか、根っこの部分では自己主張が激しいです。そういった本性というのは周囲に察知されるもので思春期以降、いろんな場面でコミュニケーションにおいて軋轢や摩擦を生みました。

それでもなお、アラ太の心の中心には小学4年生のアラ太がいます。人目を気にせず、自由な発想率直になんでも意見した自分 今でもそうありたいと思います。 当時は周囲と比較してそれまでの読書などの蓄積により相対的にまだ、物事の知識が豊富だったのでしょう。その後が大変でした。いつの間にかみんなに置いていかれた感があります。好奇心旺盛かつ勤勉優秀な人たちはみな、知識を蓄えることを止めませんでした。彼らは今、知識の枝葉が豊かな大樹になっていることでしょう。 アラ太が自由に意見した裏には知識があったからです。知識なく天啓のようにアイディアひらめきが浮かぶことはありません。 まだ遅くない 一生勉強しようと思います。

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